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●衆議院予算委員会における松田岩夫議員の説明

「CALSというのは、あるいは初めてお聞きになる方もあるかと思いますが、C,A,L,Sと書きましてキャルスと申します。もともとは、コンティニュアス・アクイジション・アンド・ライフサイクル・サポート、この頭文字をとったものでございまして、まあ日本語では継続的な調達とライフサイクルのサポートなどと訳されていますが、要すれば、ある製品の設計、開発から生産、メンテナンス、流通、要するに最初から最後までその製品の一生に関するデータを電子化、コンピュータ化いたしまして、コンピュータで管理するシステムということでございます。」

(「完全図解版CALSのすべて」岩渕幸雄 小泉幸一 産能大学出版部1995年発行より)

 

●通商産業省 情報政策企画室 石黒憲彦室長

世界共通の新しいビジネスシステムである。情報の共有化等による経営効率を増進させるシステム。

(「完全図解版CALSのすべて」岩渕幸雄 小泉幸一 産能大学出版部1995年発行より)

 

●通商産業省 工業技術院電子計算機利用に関する技術研究会編「利用研だよりNO.66」

CALS(Continuous Acquisition and Life-cycle support)は米国国防総省が中心となり進められてきた政策で、「標準化及び情報統合化技術を用いて、装備品等の設計、開発、生産、取得(調達)、管理及び後方支援といったライフサイクル全般に係わる経費の節減、リードタイムの短縮及び品質の向上を行うための官/民一体の戦略的アプローチである。」と言われている。

(「完全図解版CALSのすべて」岩渕幸雄 小泉幸一 産能大学出版部1995年発行より)

 

●日本電子工業振興協会 情報産業部の担当者の説明

原材料調達から生産、販売までの企業活動に関する情報を電算ネットワークに乗せ、企業や国の枠を超えて共有しようという発想、考え方です、

(「完全図解版CALSのすべて」岩渕幸雄 小泉幸一 産能大学出版部1995年発行より)

 

 

 

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